今度の日曜日の朝。おじいさんのエリアの猫たちの捕獲をして避妊去勢の手術をする。と言っても、借りている捕獲器は3つ。だから目標は3頭。だけど、今避妊去勢の手術をしておいた方がいい猫は7頭。来年の春には、4頭の仔猫たちの手術が必要になる。
今回は、夏休み中でもあるので、専業主婦のYさんと二人でやってみる。こはちに言えばきっと来てくれる。自分たちで出来る事は自分たちでしないと、ここの地域の問題であり、私とYさんに出来ない事を、他の人にやって欲しいとは言えない。ほかの人というのは、このエリアに住む人たちの事。
捕獲と避妊に関するお知らせを作って昨日から配っている。その中には、S井さんの所の猫の事、今回の猫たちに餌をあげている寝たきりおじいさんの事。おじいさんは今年か来年には入院になるかもしれないらしい。
動物愛護法が改正され、殺処分をほとんどしなくなった事。理解と協力が必要な事。猫たちの写真と名前のリスト。
協力をしたいと言ってくれた人もいたけど、実際に何をしたらいいのか解らないようだった。避妊去勢後の猫たちの担当を決めて餌をあげて欲しいんだけど、それは難しそうだった。
何人かの方は、自治会を通した方がいいんじゃないかと言った。私はNOと言った。私が町内会長と上手く行ってないのもあるが、もし町内会としてやってしまうと、この町内には50~60頭の猫はいると思う。S井さんと寝たきりおじいさんの猫たちで、すでに30頭は居たと思う。今回、お知らせを配っていると、もう少し先にも猫のスポットがあるとか、空き家に猫たちが住みついてるとか、耳にした。耳にしただけだから、噂に過ぎないけど、もし、いくつものたまり場のスポットがあって、50とか60、それ以上の猫が居た場合、収拾はつかなくなる。それだけの人たちが絡むと、話し合いも収拾がつかなくなると思う。だから、私は、町内ではなく、餌のスポットで動いてる。
そのエリアに、率先して取りまとめたりして、考えて動ける人がいないと、難しいとも感じる。だから、そういう人が出てきますように・・・と祈ってる。前のブログ「猫という生産性のある生きた「ゴミ」」にも書いたけど、私はもう手一杯で、そのエリアの誰かに託すか、見つからなかったらこの件から抜けないと、精神的にも、体力的にも、経済的にも私が破綻する。
だから、そういう人が現れてくれることを、祈ってる。祈るしかもう解らない。