昨日の夕方。

麻生の調子が悪そうだし、麻生今、授乳しているから、しっかり食べさせておかないとなと。おじいさんの猫たちエリアに行ってみた。

麻生に食わせねばと、寄ってくるはたモンをはらい、麻生に食わせようとしていたら、空からというか、どっかから何かが飛んできた。アルミサッシのウィンドウが閉じる音がした。

その物体に食いついた麻生。

麻生をはらって、その物体を拾ってみると、ボイルしたチキンだった。

とりあえず、黒イチもいたので、チキンを裂いて、麻生と黒イチに食べさせた。

一瞬の出来事で、どこから飛んできたのか解らない。

じいさんの家は木の窓の平屋なので、違う家だと思うし、そんな素早い動きは出来ないだろう。いやそもそも、アルミサッシの音だった。

その数日前、ここではなく、全くここと関係ない別の場所での、パンが飛んでくる話を聞いたばかりだった。

まさに、こんな感じで、さっと窓から投げて、一瞬で窓が閉じるらしい。

ほんとうに、そういう事があるんだと驚いた。

餌をやる事が悪いと妙な正義感とかでいう人がいるから、隠れて餌をやる人や、空から飛ばしてくれる人がいるのかもしれない。

少なくとも、この近所には、猫の事を考えてる人がいるようだ。

飛んできたチキンは一切れだけで、麻生をめがけていたような気もする。

麻生。がんばれ。しっかり食べて、元気になれ。