6月29日。

この日は、5匹の猫の捕獲、予定。朝、隣県の友達が朝9時に到着。彼女は車を持っていないので、その友達が一緒に来てくれた。

①シャムのはいった、ユキさん。メス

②③ユキさんの子供が二匹。1週間ほど前には3匹いたけど、三日ほど前からは2匹しか見なくなった。性別はまだ不明

④ネーラ。メス

⑤のりたま。メス

ユキさんと、その子供たちがいつもいる庭の家の奥さんは、5年ほどユキさんを見ているらしく、すごく警戒心が強く、気の弱いビビりな猫らしく、弱い系のリラにも威嚇されるとビビっているという。この日に一番難しい捕獲はこの親子だった。

ユキさんは、先日6匹の猫が捕獲されて居なくなったからなのか、最近はよく出てきている。といっても、2日に1度しか姿を見ない。その子供たちは3~4日に一度くらいかな。ユキさんはおあばあさんが餌をあげていた猫ではなく、おばあさんの猫たちが集まる庭に時々いる猫だった。どこで餌をもらっているのかはわからないけど、5年ほど生きているらしい。

避妊後、リリースをすると伝えると、ユキさんは野良で生きて行けるか心配だから、リリースしないで飼われた方がいいからそうできないかと、相談された。この時期は妊娠をする可能性が高いらしく、とにかく急ぎたいし、とりあえず、捕獲して避妊をさせるしかない。予定を立てて、どうのこうの、ってやってると、また猫が増える。差し当たっては、ユキさんはしばらく私の家で預かる事にした。

捕獲の日の朝。こはちが到着する1時間ほど前、その庭を見に行くと、ユキさんが座っていた。こはちたちが到着しても、ユキさんはそこにいた。捕獲器をすぐ近くにセットしても、そこにいた。3分後にはユキさんは捕獲された。

ユキさんをどこに置いておこうと聞かれたので、あのあたりはどう?といった所に、仔猫たちが二匹いた。黒い仔猫はすぐに捕獲され、たぬ子は30分後に捕獲された。

不思議だった。

ユキさんの子供たちは、私の友人の、また別の友人が預かって、譲渡会に出せるように準備を始める事になった。

避妊をして、保護やリターンするには、やる事がいっぱいあると、知りました。私は、猫の事とか、保護の事とか、ケアの事とか、全く知らなかった。

仔猫たちを譲渡するのも、病院に連れて行き健康診断をして、ワクチンを打って、ノミダニのケアをしたりする。この日も、友人の電話が鳴り「仔猫を保護したので引き取って欲しい」という事だった。

可愛そうな、かわいい仔猫たち。を、助けた。助けたい。と思って、連絡をしているのだというのは解る。でも、その労力と費用は誰が出すのか・・・。

先日の6匹の猫の保護にしても、その労力と費用は誰が出すのか。その猫に困っている人たちは誰なのか。困ってる、迷惑をしている、と苦情だけを言う人たちは、誰も手伝ってもくれないし、協力もしてくれない。もちろん、金銭的な協力もない。この事はまた改めて書こうと思う。

さて、ユキさんは無事に避妊手術を終え、私の家のケージにいます。

それほど、動物好きではない私は、かわいいかも、って思ったけど、シャーシャー言われたり、睨まれたり、ケージ内を荒らしたりされてしまうと、面倒だなぁと思ってしまっています。はやく、次の手立てを考えないとなぁ、と思っています。

私が担当しているリラの事すら気持ちが回らなくなってしまっています。ごめんよ、リラ。

私の体は、ノミダニに刺されて、ぼこぼこで、夜も眠れなかったんです。昨日は、病院に行った。

猫好きじゃない私にとっては、まじ、泣けるくらい大変だったりする。

実際、泣いてる。