ここに引っ越してきたのは、今から2年半前の2022年3月下旬。

昨日、その頃の写真を見ていたら、引っ越して1週間後くらいに撮ったりらの写真があった。

越して来てすぐにリラにあってる。

ここに越してきた時、猫がいっぱいいるなぁと、驚き、東京に住む親しい友達が猫好きだったので、猫を見たら写真を撮って送ってた。その何枚かが残っていたの。

ユキさんとオロナイン

ユキさん、白い猫は今はいないと思う、右の子は誰だろ。

富士男さん

マヨ

オロナインとユキさんたちは、今もオロナインを可愛がってるおばあさんの家の前だった。

だから、そこのおばあさんが、猫たちを可愛がっていたんだろうね。でも、噂だけど、おばあさん、猫に餌をあげちゃダメだと言われて、餌やりをやめたのか、おばあさんの家の辺りでは見なくなってた。

でも、この町の中のどこかにいて、多分、誰かが餌をあげてて生き延びてたんだと思う。写真はもっといっぱいあったけど、私は猫にあまり興味がなかったから、友達に送ったら削除してた。だからあまり残っていない。

ヴェガかもしれない猫を隣町で見た事もあった。可愛い子だなぁ、なんでこんな猫が野良猫なんだろうって不思議に思った。

私が知っている限りでは、ここに写っている猫たちの殆どはメス。メスは、なかなか遠くには動かないっていうのは本当ね。

数ヶ月前に、ここの市に住む猫保護をしている方とお話をした時、2年ほど前に「ぼくたちの町」の猫たちを数頭保護し、数頭を避妊去勢して、TNRをしたと言っていました。

だから、2年前に、数頭はそうやってもらってはいるけど、生まれて来て増える方が多いというか、ここの猫は減りはしなかった。それは、今、私がこの町の状況を見ていて、地域の人たちや自治会の理解やサポートはなかったのだろうって、わかる。だから、私がこの数ヶ月やった事は、この町の人たちにとっては「無駄」なことの様に映るのかもしれない。

この前、富士男さんのことで、おばあさんのところに行ったら、あのハチワレ「オロナイン」、おばあさんは「くろ」って呼んでた。「うちの子です」って。

餌やりをやめても、どこかで餌をもらう。

この町では、まだ、餌やりが悪いこととなっているから、その何処かの人たちは、隠れてるというか、誰かわからない。だから、より、複雑にわかりにくくなる。

私たちや、その保護団体の人がやった事は、無駄なのか・・・。

ゴミを拾っても、また誰かがゴミを捨てる。もしくは、落ちているゴミを見て見ぬ振りをする。それに似てる気がした。

この町で、猫たちは、迷惑なゴミのような扱いだった。餌をやる事が悪い事だと責められた。

それより、もう増えてしまった猫たちは仕方がないのだから、この町で、ねこたちとくらすことにした方が、良いと思う。共生するのであれば、まずは避妊去勢をしないと、どんどん生まれる。

みんなでやらないと、人間も、猫も、穏やかに暮らせない。子供たちは何が何だか理解できなくて、混乱すると思う。