今朝の猫パトロール。
こんな感じ。餌を食べた後なのではたモンは舌だしてる。
3日前に見つけた麻生の子供たちの白っぽい方、目がおかしかったんだ。薬を、ちょっとだけど、飲ませる事が出来たよ。
でもね、こはちに、嚙まれたら破傷風とかになる可能性があるから、指であげたらダメだよって、スプーン使うようにって。こえーな。野良猫。気をつけなきゃ、リラとヴェガもだね。
麻生は、いつも、電信柱のすぐ横に座ってる。いつも。
その意味がやっと分かった。
その先の溝。カバーがある溝に、あそ子とあそ美がいるんだ。そこに隠してるんだね。カラスとかに狙われないように。で、電信柱はそこから2~3メートル手前にあるの。そこで見張って、護ってたんだね。
昨日、あそ美がお乳飲もうとしたら、麻生が蹴ったの。こはちが、断乳のさせる時期なのかもと教えてくれた。だから、今日は、カリカリをふやかして持って行った。私にまだちょっと警戒しているけど、指から食べた(けどダメだよ)。この子たちが警戒を解いたのではなく、麻生が警戒を解いたのだと思う。だから、私の前に出てくるようになったんじゃないかって思う。
麻生はさ、口が曲がってるというか、ちょっと奇形でしょ。だから、愛らしい顔じゃない。だから、あまり好きじゃなかった。だけど、仔猫たちを守ったり、舐めたりしているのを見ると、猫の愛情というか、子供への思いというか。結構ちゃんと深いもんなんだね、とか。感じたり。
今月、麻生を捕獲して避妊手術を受けさせようと思ってる。
早朝、麻生を捕獲して・・・。仔猫たちは、一日大丈夫だろうか。だって、こんなに麻生は気を張ってこの子たちを守ろうとしてるんだよ。餌をやってるおじさんが、ここにカラスが来たりもするって。カラスは知ってるんだよね。もしかしたら、麻生の子供、2匹じゃなくて4匹くらい居たかもしれないよね。絶対に、いつもあの溝の辺り、とくにあの電信柱の横で座ってるの。
捕獲の日は、一旦子供たちも捕獲して、麻生が病院から帰ってくるまで、保護しておこうかとか、近所のYさんと話してる。お願いしようと思ってる。
わたしは、朝、隣県の病院に行って、夕方まで時間潰して、手術が終わったら連れて帰ろうって思ってるから、ここにいない予定なんだ。
仔猫を保護して、里親を探す・・・のも、簡単じゃないし、すごく手間や、お金もかかると知った。私には、お金もないし、保護した仔猫をケアできるような人じゃない。動物とは暮らすのは難しいと、最近実感してるんだ。
実際、昨日の譲渡会でクロコとタヌ子の里親候補は決まらなかったんだ。あんなに、かわいいのにね。そのくらい厳しいって感じた。
だから、誰かに頼む、助けてもらうしかない。殺処分という選択肢がかなり狭まれた今は、保護される猫の数は増えていると思う。シェルターもいっぱいなはず。
この子たちは、このエリアで生き抜いてもらいたい。生きぬくだけの体力とタフさを持ってもらいたい。
そして、環境省が勧める、TNR、地域猫として、その近隣の人たちに見守ってもらいたい。
メヤニ―は、薬がしっかり効いてくれて、目やにが止まった。今日はご飯食べる時も、鼻をずるずる言わせる音が無かったと思う。
みんな、元気になぁれ。たくましくなぁれ。